新年の抱負
3年前の今頃はまだ大学院の最終合格通知を受け取っていませんでした。
もうずっと前に大学院に入学したと思っていましたが、まだ3年経っていないということに改めて驚いています。
世界のガラッと変わった濃い濃い3年弱でした。
3年前は未だ医wayのコンセプトは漠然としていて、とにかくN's English Schoolの「私ひとりで教える」というスタイルから卒業しなければならない、この思いだけは明確に持ちながらも、しかし何をどうすれば良いのか全くわからず、試行錯誤すらできない、八方塞がりの状態でした。
10年以上にわたりN's English Schoolで知恵を出し切り、やれることをやり切ってきました。
教室は好評でしたが、運営している私が一番よくわかっていました、子ども達の幸せのためにはもっとできることがあると。
ひとりの人間の力は僅かです、もう私には出せる知恵や手札が枯渇しつつあった3年前、N's English Schoolは確かに他の英語教室よりは良質で成果もあがっているという自負はありました、しかしそれだけでは不十分だと私はどうしても考えてしまうのです、なかなか苦しい日々を過ごしていました。
ですが、チャンスはやってくるのですね。
突然やってきた大学院というチャンス、私はチャンスの女神の前髪をガッツリとつかみました。
積年の思いがあるのですから、前髪を一旦つかんだら絶対に離しません。
大学院に入学し、恥も外聞もなく学び続け、一年経った頃には現在の医wayのコンセプトが随分と明瞭になっていました。
昨年4月に正式に医wayを始めました。
7月には株式会社team GLaDを設立しました。
優秀なスタッフに恵まれ、優秀な生徒さんが入塾してくださり、医wayはどんどん進化し深化しています。
大学合格者も早々にでましたし、成績に関しては、ほとんどの生徒さんの成績が大幅アップしています。
医wayの最も重要なコンセプト「俯瞰力をつけてたくましく生きていく」であろう生徒達が育ちつつあります。
3年前には考えられなかったことが、次々と生まれ育っています。
ですが、これは未だ序奏にすぎません。
大学院での学び、その他の学び、様々な学びを重ねれば重ねるほど、「教育」の重要性を再認識するばかりです。
教育ということばが適切なのかどうかには疑問がありますが、とにかく「人が育つこと」に関わる事柄の重要性を、日に何度も痛感しています。
しつけ、育児、教育… 線引きはどのように考えれば良いのでしょうか。
学びたいことだらけ研究したいことだらけですが、今春より大学院を休学する予定です。
今年は、医wayをはじめ株式会社team GLaDという素晴らしい現場で、じっくりと考えを熟成させ成長させることを優先させたいと考えています。
今はその時期だと考えています。
がむしゃらに進むのは今は違うように感じています。
丁寧に、一歩ずつ、ゆっくり軽やかに歩みを進めていきたいと考えています。
一年後にはどのように感じているでしょうか。
責任を果たしながら、軽やかな歩みを実行できている自分でありたいと願っています。
誠実に、軽やかに、一歩ずつ!